皆さん、こんにちは。
フォトスタジオKomachi東松山店の岡部です。

七五三は、子どもの健やかな成長を神様に感謝し、今後の幸せを祈る日本古来の大切な伝統行事です。
3歳の男女、5歳の男の子、7歳の女の子が対象となります。

初めて七五三を迎える親御さんは「何から準備すればいいの？」「当日はどう動けばいい？」と不安に感じるかもしれません。
しかし、ポイントを押さえれば大丈夫です。

今回は七五三当日のタイムスケジュール、準備、スムーズに進めるためのコツを徹底解説します。
この記事を読めば、当日の不安が解消され、家族全員が笑顔で記念日を迎えられるでしょう。
是非最後までご覧くださいませ♪

1. 七五三当日の大まかな流れ

七五三の当日は、大きく分けて「準備」「ご祈祷」「写真撮影」「会食」の4つのステップで進行します。
子どもの負担を減らし、スムーズに行動するための理想的なタイムスケジュールを見てみましょう。

★3歳の場合
特に3歳のお子さんは、着慣れない着物や草履、長い待ち時間で機嫌を損ねやすいものです。
午前中にメインイベントを終え、午後には休憩できるように計画するのがおすすめです。

★5歳・7歳の場合
5歳、7歳は3歳児よりも体力があり、スケジュールに余裕を持たせることができます。
ただし、着物での移動や待ち時間は疲れるため、適度に休憩を挟んでください。写真撮影を午後に回し、午前中に会食を済ませるなど、家族の予定や神社の混雑状況に応じて柔軟に変更しましょう。

10：00　ヘアセット・着付け
3歳・7歳は30分～60分ほど、5歳は15分～30分ほどで完成いたします。
時間には必ず間に合うように、家でおトイレを済ませお店に向かいましょう。

11：00　神社へ移動・受付
ちょうどお昼時ですが、ご祈祷のために神社へ向かいます。
この時点で子どもに軽くおにぎりなどの軽食を食べさせておくことをおすすめします。

12：00　ご祈祷
正午開始のご祈祷となります。
神社が最も混雑する時間帯の一つなので、待ち時間も長くなる可能性があります。

13：00　記念写真
ご祈祷終了後、すぐに撮影に移ります。
子どもは疲労と空腹で機嫌が悪くなりやすいため、短時間で集中して撮影すると良いでしょう。

14：00　会食
ご飯を食べた後はお子様の体力を見ながら行動しましょう。
その後は解散という流れになる方が多いです。

2. 当日までに「完璧」にしておくべき準備

七五三当日を成功させる鍵は、「事前準備」にあります。特に予約が必要なものは早めに手配しましょう。

①ヘアセット・着付けをやってくれるところを探す。
美容院・出張着付け・写真館などで可能ですが、希望日時が集中するため、2〜3ヶ月前には予約をおすすめします。

※当店では撮影をしてくださったお客様のみ、当日のヘアセット・お着付けのお手伝いをさせていただいております。
当日のヘアセット・お着付けのみのご予約は出来かねますので、ご了承くださいませ。

②ご祈祷
予約不要な場合が多いですが、人気の場所は要確認が必要です。
受付時間も必ずチェックしましょう。

★初穂料（祈祷料）の準備★
神様にお供えするお金を**「初穂料（はつほりょう）」または「玉串料（たまぐしりょう）」**と呼びます。

相場: 5,000円〜10,000円程度が多いです。
のし袋: 紅白の蝶結びの水引がついたのし袋を使用します。
表書き: 上段に「初穂料」または「玉串料」、下段にご祈祷を受ける子どものフルネームを記入します。
お札: 新札を用意し、お札の顔が袋の表側を向くように入れましょう。
当日受付で慌てないよう、事前にのし袋に準備しておきましょう。

③写真撮影
神社でのロケーション撮影をご希望の方は事前に出張カメラマンを予約しましょう。

※当店では写真館内の撮影はございますが、ロケーション撮影は行っておりませんのでご了承ください。

④会食
レストランや料亭、または自宅でゆっくり等お子様に合わせてご予約すると良いでしょう。
レストランや料亭で予約する場合は子どもがリラックスできる個室がおすすめです。

⑤持ち物チェック
当日の移動中や待ち時間、急な事態に対応できるよう、荷物をまとめましょう。
・初穂料（のし袋に入れたもの）
・着付け小物一式（着物の予備の紐、肌着など）
・履き慣れた靴（草履は歩きにくいため、移動用に）
・子どものおやつ、飲み物（汚れないもの、ストロー付きが便利）
・お気に入りのおもちゃ・絵本（待ち時間対策に必須）
・タオル、ウェットティッシュ（汚れ対策、手拭き）
・着替え（着物が汚れた、子どもが疲れてしまった時の予備）
・雨具（予備の傘やカッパ、着物が濡れないように大判の風呂敷など）