こんにちは、フォトスタジオこまち東松山店 セキネです。
初めてのお宮参りは、赤ちゃんの健やかな成長を氏神様に感謝し、今後の幸せを願う、人生で最初の大きなイベントです。
伝統的な時期(男の子は生後31日目、女の子は生後33日目)に固執せず、生後1ヶ月〜3ヶ月の赤ちゃんやママの体調が安定した時期を選びましょう。そして、当日バタバタしないために、写真撮影(フォトスタジオ利用)とご祈祷の予定を事前に明確にし、特に「衣装レンタル」「ヘアメイク」「着付け」はスタジオや美容室でワンストップで準備することで、「安心でおしゃれ」なお宮参りが実現します。
今回は初めてのお宮参りを成功するために、「時期(タイミング)の柔軟性」と「準備の徹底」についてご紹介いたします。

お宮参りの意義と現代における位置づけ
- お宮参りとは?その深い意味
お宮参りは、赤ちゃんが生まれて初めて氏神様(住んでいる土地の守り神)にお参りし、新しい家族の一員として認めてもらい、今後の健康と長寿を願う日本の伝統的な儀式です。
- 初穂料: 神様への感謝として納めるお金を「初穂料」と呼びます。
- 祝い着(産着): 赤ちゃんにかける華やかな着物で、外敵から守り、神様に良い子であることを示す意味合いがあります。
- 現代のお宮参りの実態:記念写真が重要度アップ
現代では、お宮参りは単なる「ご祈祷」だけでなく、「人生最初の記念写真」としての重要度が非常に高まっています。
- フォトスタジオの活用: 多くのご家庭が、プロの技術による最高のコンディションでの撮影を求めます。
- 日程の柔軟化: 祖父母の都合や、産後のママの体調、季節の天候などを考慮し、伝統的な日数にこだわらず、柔軟に日程が組まれるようになっています。
【いつ?】お宮参りの時期・日程調整の最適解
- 伝統的なお宮参りの時期
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赤ちゃん |
伝統的な時期 |
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男の子 |
生後31日目(または30日目) |
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女の子 |
生後33日目(または32日目) |
この時期は、昔の衛生・医療環境において「生後1ヶ月を無事に超えた」ことへの感謝を意味します。
- 現代のおすすめの時期(体調・季節優先)
フォトスタジオのスタッフとして、私たちはおおよそ生後1ヶ月〜3ヶ月の期間をおすすめしています。
- 生後1ヶ月前後:
- メリット: 伝統的な時期に近い。
- デメリット: ママの体調がまだ完全に回復していないことが多い(悪露や体力の回復)。赤ちゃんが長時間のお出かけに慣れていない。
- 生後2ヶ月前後(おすすめ!):
- メリット: ママの体調が安定し始める。赤ちゃんも首が座る前で、抱っこしやすい。表情が出てくる赤ちゃんもいる。
- 生後3ヶ月前後:
- メリット: 赤ちゃんがしっかり起きて、撮影中に目線が合いやすい。
- デメリット: 首が座り始めると、祝い着での抱っこが少し大変になる場合がある。
- 季節ごとの注意点と日程調整
日程調整は、「赤ちゃんファースト」で季節と天候を最優先に行います。
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季節 |
注意点 |
日程調整の最適解 |
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真夏(7〜8月) |
猛暑による脱水、熱中症リスク。祝い着は暑い。 |
早朝または夕方の涼しい時間帯にご祈祷のみ。撮影はスタジオでエアコン完備の別日に。 |
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真冬(12〜2月) |
寒さによる風邪、インフルエンザのリスク。 |
大安などの土日祝は混雑しがち。暖かい平日を選び、防寒対策を徹底。 |
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春・秋(快適シーズン) |
最も人気で神社やスタジオが混みやすい。 |
予約は2〜3ヶ月前から開始し、特に六曜の大安・友引を避けるか、早めに押さえる。 |

【何する?】準備編:フォトスタジオ利用の極意
お宮参りでも「記念写真のクオリティ」と「当日のママの負担軽減」が最重要です。
- フォトスタジオ選びの決定ポイント
- ワンストップサービス: 「撮影」「祝い着レンタル(神社へのお出かけ用)」「ママの訪問着レンタル&着付け&ヘアメイク」の全てが一箇所で完結するかどうか。これが当日、家族が移動する手間と時間を大幅に削減します。
- お宮参り後の予定への配慮: ご祈祷の時間に合わせて、着付けやヘアメイクの開始時刻を柔軟に対応してくれるか。
- 予約のタイミングと内容
- 予約時期: ご祈祷希望日の1〜2ヶ月前。特に人気の週末や大安は早めの予約が必要です。
- 内容の確定:
- 撮影プランの選択: データ納品型か、アルバム型か。
- 祝い着(産着)のレンタル: 撮影用とお出かけ用で料金やデザインが異なるか確認。
- ママ・祖母の衣装手配: 訪問着や留袖のレンタルが必要か確認し、予約。
- 誰の衣装を準備する?
- 赤ちゃん: 祝い着(産着)は必須。その下に、白や淡い色のベビードレスやロンパースを着せるのが一般的です。
- ママ: 訪問着(略礼装)が最も格式が高くおすすめです。産後の体型を考慮し、締め付けの少ない洋装(フォーマルワンピース)でも全く問題ありません。
- パパ: ブラックスーツやダーク系のスーツ。
- 祖父母: 準礼装(ブラックスーツ、ワンピース、訪問着)。両家の服装の「格」を合わせることが大切です。
※当店ではお宮参りの衣裳レンタル・撮影を承っております。お気軽にお問い合わせください。
- 持ち物チェックリスト(赤ちゃん&ママ最優先!)
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区分 |
必須アイテム |
あれば便利なもの(スタジオスタッフの視点) |
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赤ちゃん |
おむつ(多めに)、おしりふき、ミルク・哺乳瓶、授乳ケープ、替えの肌着・服、タオル(大判) |
お気に入りのおもちゃ、音の鳴るもの(目線誘導用)、よだれかけ |
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ママ |
母乳パッド、ガーゼハンカチ、着付け後の補正用タオル(和装の場合)、脱ぎ着しやすい服(ヘアセット前) |
ストッキング(洋装の場合)、冷え対策の羽織物 |
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その他 |
カメラ・ビデオカメラ(スタジオNGでなければ)、初穂料(のし袋に入れて)、予約票 |

【どう動く?】当日の流れ:スタジオ&神社での動き
当日の動き方は、「スタジオで準備→神社へ移動→ご祈祷」が最もスムーズです。
- 【午前】フォトスタジオでの準備・撮影(所要時間:約2〜3時間)
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時間 |
流れ |
ポイント |
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10:00 |
入店・受付 |
家族全員、特にママは着替えやすい服装で来店。 |
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10:00 |
ママの着付け・ヘアメイク |
赤ちゃんはパパや祖父母に任せて、先にママの準備を完了させる。 |
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10:30 |
家族写真・赤ちゃんの撮影開始 |
授乳・おむつ替えを撮影直前に済ませる。赤ちゃんの機嫌が良い時間帯を狙う。 |
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11:00 |
撮影終了・着替え |
お出かけ用の祝い着に着替え、神社へ移動。 |
- 撮影時は、祖父母も積極的に参加し、「家族全員の集合写真」を必ず残すことが、後々の満足度につながります。
- 【正午】神社でのご祈祷・参拝
- 移動: 神社までの移動は、車またはタクシーがおすすめ。特に和装の場合は、移動中の着崩れを防げます。
- 受付:
- 神社の受付で初穂料を納めます(相場は5,000円〜10,000円)。のし袋の表書きは「御初穂料」「御玉串料」とします。
- 予約の有無を確認しましょう。最近は予約制の神社が増えています。
- ご祈祷(昇殿参拝):
- 拝殿に上がり、神主さんに祝詞(のりと)をあげてもらいます。所要時間は15〜30分程度。
- 授乳が必要になったら、遠慮せずに神社の控え室や車に戻りましょう。赤ちゃんの優先が最重要です。
- 【午後】会食(お祝いの席)
ご祈祷後、場所を移して会食を行います。
- 場所の選び方:
- 和食の個室: 祝い着のまま入れる個室がおすすめ。赤ちゃんを寝かせるスペースの有無を確認。
- 自宅: 最もリラックスできますが、準備と片付けの負担が大きい。
- 時間の短縮: 赤ちゃんが疲れてしまうため、会食は1時間半〜2時間程度に留め、長引かせない工夫が必要です。
【知恵袋】お宮参りの「しきたり」と「現代のマナー」
お客様から最もよく聞かれる「しきたり」と「マナー」について解説します。
- 誰が赤ちゃんを抱っこする?
- 伝統的なしきたり: 昔は産後のママは忌明け前とされ、父方の祖母が赤ちゃんを抱っこするのが一般的でした。
- 現代の主流: 誰が抱っこしても構いません。ママ、パパ、または祖父母が交代で抱っこし、写真撮影では全員で抱っこしましょう。ただし、ご祈祷中は、最も安定して抱っこできる人が担当するのがベストです。
- 祝い着(産着)の掛け方
- 正式な着せ方: 赤ちゃんの体全体をくるむように、着物(内着)の上から背中に文様が来るように羽織らせます。紐を抱っこしている人の背中で結び、お守り袋やでんでん太鼓などの縁起物をぶら下げます。
- 写真映えの裏技: スタジオでは、祝い着の華やかな裏地をわざと見せるように抱っこして、色柄の豊かさを強調する場合があります。
- 初穂料の相場と渡し方
- 相場: 5,000円〜10,000円が多いです。
- 渡し方:
- 必ずのし袋に入れる: 白または紅白の蝶結びの水引がついたのし袋を使用します。
- 新札を使用する: 新札を用意し、「新しい門出をお祝いする」気持ちを込めます。
- 受付で渡す: 神社の受付窓口で「本日はよろしくお願いします」と一言添えて渡します。
- 神社・仏閣どちらを選ぶ?
- 神道(神社): 氏神様に感謝を伝えるのがお宮参りです。
- 仏教(お寺): お寺で似た儀式を行う場合もあり、「初参り(はつまいり)」と呼ぶことが多いです。
- 現代の選択: どちらでも問題ありません。ご両親や祖父母の信仰に合わせて選ぶか、単にアクセスしやすい、または写真映えのする場所を選ぶ家庭も増えています。
いかがだったでしょうか。
お宮参りは、親になって初めて迎える大きな儀式です。完璧を目指す必要はありません。
「準備は徹底的に、当日は柔軟に」フォトスタジオや神社への予約と準備を怠らず、当日、赤ちゃんの機嫌が悪くなったり、ママが疲れたと感じたら、迷わず休憩を取り、予定を短縮してください。
何よりも大切なのは、**「家族みんなの笑顔」**です。最高の一日を心ゆくまでお楽しみください。
お宮参りレンタルプラン・ご予約はこちらからどうぞ
Q1: 祝い着(産着)は、誰が購入・準備するものですか?
A1: 伝統的には、父方の実家が赤ちゃんのために祝い着を用意するしきたりがありました。
- 現代の主流: 現代では、レンタルが圧倒的に主流です。購入すると$5$万円〜$30$万円と高価ですが、レンタルなら$5,000$円〜$2$万円程度で済みます。両家で相談し、折半するか、費用は気にせずレンタルで済ませるのが、現代では最も円満な解決策です。
Q2: ご祈祷なしで、写真撮影だけでも問題ないですか?
A2: 全く問題ありません。
- フォトスタジオスタッフの視点: ご祈祷は神様への感謝を伝える大切な儀式ですが、真冬や真夏、あるいは赤ちゃんの体調が優れない日は、無理をすべきではありません。
- **「スタジオ撮影+自宅でのお祝い」**という形でも、赤ちゃんの成長を祝い、記念を残すという目的は十分に果たせます。ご祈祷は、赤ちゃんがもう少し大きくなって(例えばお食い初めの頃など)改めて行っても良いでしょう。
■店舗情報
✿東松山店
埼玉県東松山市松葉町3-15-13
いせや:0493-59-9371
KOMACHI:0493-59-9381(火・水定休)
✿深谷店
埼玉県深谷市仲町4-3
いせや:048-571-3161
KOMACHI:048-577-3746
(水曜・第一火曜定休)
✿鴻巣店
埼玉県鴻巣市本町8-5-26
いせや:048-540-6888
KOMACHI:048-540-6733
(火・水定休)
✿八木橋店
埼玉県熊谷市仲町74
八木橋百貨店8F
048-501-1227
(八木橋百貨店の休業日に準ずる※臨時休業日を設けさせていただくことがございます)
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スタッフが誠心誠意お手伝いさせて頂きますので
お気軽にご相談くださいませ(*˘︶˘*).。.:*