こんにちは。フォトスタジオkomachi深谷店のやまPです。
クリスマスも終わりいよいよ年末、皆様新年の準備は進んでいますか?
私はまだまだこれからで、年を越せるか心配な状態です。
さて、今回は五歳の七五三祝いの小物の意味についてお話します。
今年の七五三も無事終わりほっとされている方は振り返り、また来年お祝いされる方は参考にしていただければ幸いです。
1,五歳のお祝いと着物について
五歳の男の子が行う七五三は、平安時代の「袴着(はかまぎ)」「着袴(ちゃっこ)」のお祝いがルーツとされています。伝統的な儀式であり、お祝いの晴れの日であるため、着用するのは普段着やおでかけ着として着る着物とは違います。礼装と言われる格式の高い着物です。着物に描かれる柄も格調の高い柄、縁起の良い柄が中心です。
男の子に対する「邪気や災いから守って欲しい」「強くたくましく育って欲しい」「試練や苦難を乗り越え飛躍して欲しい」といった親の気持ちが表れているのです。
良い兆し、おめでたい印として広く使われる吉祥文様。男の子では「宝尽くし」と呼ばれる縁起の良い宝物を散りばめた柄や、正六角形で亀の甲羅に似ていることから「亀甲」と呼ばれる柄などがよく見られます。その他、武将の勇壮活発な姿にあやかるよう、兜や軍配、矢羽根などの強く勇ましい道具をモチーフにした柄や、剛健や大成、子孫繁栄などの意味や願いが込められた植物や動物の柄などもよく描かれます。
いせや呉服店では販売用をフォトスタジオkomachiではレンタルの七五三衣装を多数ご用意しております。是非お出かけ下さい。
2,五歳のお祝いの小物について
七五三では着物と同様小物にも大切な由来があります。
五歳では袋に入った小さな刀を袴に差します。
「懐剣」というものです。
懐剣は元来、武家の女性が護身用に携帯していたものです。
「自分の身は自分で守れるぐらい強くなってほしい」という願いが込められています。
3,終わりに
洋装が一般化した今、着物を着る機会は非常に限られます。特に男の子の場合は、自身の結婚式か、子供の頃の七五三か…という程度。
子供の成長を祝う行事として古くから執り行われている七五三。
現在のように高度な医療がなかった時代では、子供が健康で丈夫に育つためのお守りのように考えられていたのでしょう。
どんなに時代が変わっても、親が子を想う気持ちは同じなのではないでしょうか。七五三は男の子が着物を着る貴重な機会ですから、柄の意味や、そこに込められた願いなども考えながら選んであげたいですね。また、そんなふうにこだわって選んだ柄について、お子様に説明してあげると、七五三の想い出がより深いものになるのではないでしょうか
是非着物を着てお祝いし一生の思い出にして欲しいと思います。
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