こんにちは!振袖レンタル&フォトスタジオKomachi深谷店のせきです!
\新年明けましておめでとうございます!!!/
皆さん綺麗に大掃除してお蕎麦やおせちを食べて楽しく過ごせたでしょうか?☆
年末年始ってついつい食べ過ぎてしまいますよね・・・
今回は七五三7歳のお祝いの意味と7歳のお着付に使用する小物の意味をご紹介します!
まだ、七五三撮影が済んでないお客様も後撮りを承っておりますのでぜひ参考にしてみてください!
7歳のお祝いの意味
・七五三の由来
諸説ありますが、平安時代の頃から宮中で行われていた3つの儀式が基になっているそうです。
現代に比べて医療の発達が未熟で衛生面もよくなかった時代には「七歳までは神の子」という言葉があったほど、子どもの死亡率が高く、宮中や公家では、無事に成長することを祈るさまざまな儀式が節目ごとに行われていました。
子どもが無事に育つことは大きな喜びであり、親として健やかな成長を願わずにはいられないものでした。
それゆえ、3歳、5歳、7歳の節目に成長を神様に感謝し、お祝いをしたことが七五三の由来とされており、やがて江戸時代に現在の七五三の原型として武家や商人の間に広まったといわれています。
3歳・5歳・7歳を節目とした理由は、暦が中国から伝わった際に奇数は陽、つまり縁起がいいとされたためで、「3歳で言葉を理解し、5歳で知恵がつき、7歳で乳歯が生え替わる」という成長の節目の歳のためともいわれています。
なかでも7歳は「神のうち(神の子)」から人間として現世に完全に誕生する大きな祝いの歳とされていたため、七五三のなかでも7歳の儀式を重視する地方が多かったようです。
七五三のルーツは、そういった儀式にあるとされており、具体的には三歳の男女の「髪置き」、五歳男子の「袴着(はかまぎ)」、七歳女子の「帯解き」のお祝いに由来していると言われています。江戸時代には、武家や裕福な商人の間でも行われるようになり、やがて明治時代には三歳・五歳・七歳の三つの祝い事をまとめて「七五三」と呼ぶようになり、庶民の間にも広まりました。これが現在の七五三の由来です。いつの時代でも、子どもに「元気に育ってほしい」と願う親心は変わらないものです。
・帯解(おびとき)の儀
7歳になった女の子が初めて帯を締める儀式です。
鎌倉時代ひもを縫い付けた着物を着ていた子供が、大人と同じように帯を結んで着物を着るようになることを祝う儀式が始まりました。
子供の和服には紐がついており、それを結ぶことでウエストの調節を行なっていました。
帯解きの儀以降は、大人と同じように帯を着用するようになります。
女児から、大人と同じように扱われるようになるという意味で、大事な成長を記念するイベントです。
これが「帯解の儀」となったのは室町時代。男女ともに9歳で行われていましたが、江戸末期から男子は5歳、女子は7歳となり、11月15日に行われるようになりました。
7歳の小物の意味
・筥迫(はこせこ)
着物の襟元のところに入れる小さな薄い箱型の装身具です。
江戸時代では、武家の女性たちがたしなみとして鏡やかんざし、口紅、お守りなどを収めていた小物入れでした。
今で言うお化粧ポーチのような役割だったそうです。
胸元からちらりとのぞかせるものなので、全体に色とりどりの絵柄が刺繍されたり、房飾りや匂い袋が付いていたりと小さいながらも存在感はバツグン!
時代とともに帯の形状がかわり、着付けも変わっていったことにより、現代ではアクセサリーとして身に付けるようになりました。
・ビラ簪
髪に差すかんざしが小さくなった形をしており、先程紹介しました筥迫につけて使用します。
昔は髪の乱れをサッと直したり、尖った足の部分を護身用として使うこともあったそうです。
垂れ下がった板状の装飾がゆらゆらと揺れ胸元を華やかに見せてくれます♪
胸元をポイント的に飾る装飾小物として使われます!
・志古貴(しごき)
帯の下側に巻き後ろでリボンのように結んで垂らす柔らかい布のことです。
大昔の着物は裾を引きずっていたので、外出する際に帯の下でもう一本の細帯で裾を持ち上げて固定していました。
これが志古貴の原点となります。
今は帯まわりを華やかに見せるための装飾として使われており、七五三の7歳と花嫁さんの着付けにだけ使用される小物です。
帯周りに華やかさを添えてくれます!
今回は7歳のお祝いの意味と着付けに使用する小物の意味をご紹介しました!
まだ撮影が済んでいない方や来年7歳の七五三を迎える方はぜひ参考にしてみてください!
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